メネラウスモルフォ

2021年11月ブログ名変更しました。宜しくお願い致します。日々の気になった事をつらつらと。日記というよりライフハックと備忘録メインです。【Twitter】→ https://twitter.com/aoi_sonokawa 

Twitterで出回っていた、『ゲイバーのママから聞いた、失恋から立ち直る方法 』がなかなか面白かった話

【この記事は2018年9月9日の他ブログ記事を、移転して再編集したものです】

 

 

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まとめサイトをパラパラ巡回していたら、なかなかに面白いTwitter転載記事を見付けた。
(以下、原文まま)



行きつけのゲイバーのママに失恋から立ち直る方法聞いたら
「まずクソ高い焼肉屋に行くのよ!そこでクソ高い骨付きカルビを食べるの、よく味わってね、あといっぱいお酒飲んで、その後、残った骨をカリカリに焼いてその男は死んだと思って適当な場所に散骨する」
って斜め上の最終手段教えてもらった。
(原文ここまで)



こんな感じのツイート。

 

 

企業が自社の情報を発信する公式ツイートと違い、Twitterの個人ツイートというのは、「いかに発言元の責任が自分になく、その上で自己顕示欲を満たすか」の場だと思っている。
なのでこの「行きつけのゲイバーのママ」なんてのは、まぁ本当は存在しないんだろうな~と思っている。が、そんな事よりこの失恋に対する考え方は面白くて素敵だと感じた。



自分もこのツイートに同意見で、失恋から立ち直る方法があるとすれば時間の経過しかないのだか、その時間を少しでも早める方法として「そんな人最初から存在していなかった事にする」のが最も良い手段だと思う。



ポイントは自分から一切連絡を取れなくする事。携帯の番号、LINEのIDやら履歴やらSNSの繋がりやら…とにかく出来る限り削除する。
後からやっぱり連絡を取りたいな、どうしてるかなって思っても、もう相手に連絡する手段がない状況を先に自分から作るのがいい。
悪あがきの場を、あえて無くすのだ。


このSNS時代、例えば同級生と付き合ってしまった人とかによくあるのだが、友達のフレンドリストの中に共通の友人として元恋人が表示され続けてしまうケース。こういった人は完全に眼の前から消すのは難しいかも知れない。
それでも出来る限り色々な履歴を削除する。その執念じみたエネルギーこそ大事。
続いてプレゼントや旅行先で買った思い出の品等、物理的な物をポイポイ捨てていく。ためらってはいけない。
ブランド品とか不燃ごみに出すのがちょっと勿体ない物は売ってしまおう。そのお金で生クリームとフルーツがたっぷり乗ったお高いパンケーキでも食べるのがオススメ。



そうして消す情報、捨てる物が一通り無くなった時、ふと肩の力が抜け、電池交換したての腕時計をはめたあの瞬間のような、自分の時の流れがゆっくり戻って来るのを感じるはずだ。




ただ一つだけ、消してはいけない物がある。
それはその人と楽しい時間を過ごした事もあった、という「感謝の気持ち」だ。
感謝は人間の感情の中で最も人を成長させてくれるものだと思う。
言ってしまえば失恋した後の自分に必要なのはその感情だけで、後は全て不要なのだ。




「ゲイバーのママ」の話にも通じる物がある。

 

>残った骨をカリカリに焼いてその男は死んだと思って適当な場所に散骨する

 

要はそいつは死んだんだから、火葬して散骨して供養するんだ。埋葬じゃなく散骨ってところに振られた側のほんのちょっとの復讐が現れていてナイス。でもね、元恋人に少しでも敬意がなければこの発想は出来ないと思うんだ。




ところで何でこんなにも「死んだことにする」のに拘るのかと言うと、
女性特有の心理で、別れた男が次の女と幸せそうにしてたら腹立つからだ(笑)
別れたんだから、他人なんだから、次の恋人と幸せ探しするのは当然じゃん!!って話なんだが、それをしばらくは素直に受け入れられないのが女ってもん。

 

何故かって?頭じゃなくて子宮で恋してるからですよ。子宮に正論・理論は通じないのです。
だからいっそ死んだ事にする。
よく聞く「男性は『名前を付けて保存』、女性は『上書き保存』」という話はこういう感情から来てるんじゃないかと思っている。




上書き保存というのは本来なら、以前のデータより現在編集中のデータの方が良いから上書きするのだけど、この恋愛の例えの場合は
「前のデータがバグった!編集できない!もう知らない!消しちゃえ!あ、Ctrl+Sも押しちゃった!」
くらいの勢いあるもんなんですよ。



そしてパソコンをそっと閉じて思う。
「あ~~焼き肉食べたい!」と。
ゲイバーのママは、分かっている。焼き肉は大抵の事を解決してくれると。